ここまで計算方法を書いてきましたが、実際にトレード中に計算を続けるのはかなり大変なことです。
特に、FXを始めたばかりの慣れていない人にとってはかなりの負担になりますし、一つのハードルになりかねません。
*2018年2月7日追記
修正版 1.10リリース
1.オーダー時の有効証拠金表示を余剰証拠金に統一
2.通貨がクロス円のときのポジション必要証拠金の計算を一部修正
2月7日以前にダウンロードされたお客様は再度ダウンロードをしてください
実際慣れている中級者以上でもロットの計算は面倒だと思います。
ただ長くFXをやっている人は何かしら自動で計算できるものを自作しているはずです。
ここでは自動で計算できるツールをいくつか紹介いたします。
FX Extreme Lots.xlsx
まずはExcelで自動計算されるものです。
黄色い枠内に必要項目を入れるだけで下に自動計算の結果を表示させます。
次にWindowsプログラムで動くものです。
FX Extreme Lots.exe
こちらは左側の項目を入力し、「計算ボタン」を押すと右に結果が表示されます。
このように右側に計算結果が表示されます。
最後にMT4のチャート上に表示させるものです。
VC OrderLots.ex4
利用に関しては
こちら を参考にしてください。
チャート上に表示されるのでいちいち他のプログラムを開く手間が省けます。
しかし、逆に入力中にチャートを見れないという部分もあるので好みで使い分けてください。
こちらは、「取引通貨」「現在のUSDJPYのレート」「現在の取引通貨レート」の入力はなく、その3点は自動で取得しています。
口座残高などその他の項目は入力が必要です。
「購入比率」「運用オーダー数」以外の項目を全て自動でとるバージョンは購入者得点として、当サイトでパッケージなどを購入された方に無料配布しています。
それぞれの利用方法ですが、ダウンロード後に任意の場所に解凍してからお使いください。
チャートに導入するVC OrderLots.ex4は
こちら をよく読んで導入してください。
入力項目
口座残高 |
現在の口座の残高を入力します。 |
口座種別 |
口座の種別を選択します。「ドル」「円」から選択してください。
自分の口座がドル建てか円建てかで変更してください。
現在、ドルと円以外の口座は対応していません。 |
取引通貨 |
「クロス円」「ドルストレート」から選択してください。
USDJPYやEURJPYのような円がからむ通貨を取引する場合は「クロス円」を選び、EURUSDなどの円以外でドルがからむ通貨を取引する場合は「ドルストレート」を選んでください。
チャートに表示させるVC OrderLots.ex4では口座種別 0:ドル口座 1:円口座から0か1を選んで入力してください。
ドルも円もからまない通貨取引には対応していません。 |
現在のUSDJPYレート |
現在のドル円USDJPYのレートを入力してください。
チャートに表示させるVC OrderLots.ex4では入力不要です。 |
現在の取引通貨レート |
現在取引しようとしている通貨のレートを入力してください。
チャートに表示させるVC OrderLots.ex4では入力不要で表示しているチャートの取引レートを用います。 |
通貨単位 |
ご利用の業者の通貨単位を1,000か10,000で入力してください。 |
レバレッジ |
ご利用の業者のレバレッジを入力してください。 |
購入比率 |
資金の何%を使ってオーダーするかを「何%」という形式で入力してください。
VC OrderLots.ex4では%を抜いた数字以外を入力してください。
いずれも100%を超えないようにしてください。 |
運用オーダー数 |
トータルでいくつのオーダーを平行で運用予定か入力してください。
複数の通貨ペアや複数の足で運用される方はその最大値になる合計を入力してください。 |
強制ロスカット証拠金維持率 |
ご利用の業者の強制ロスカット証拠金維持率を「何%」という形式で入力してください。
VC OrderLots.ex4では%を抜いた数字以外を入力してください。 |
注意点・免責事項
小数点以下の入力や桁など注意してご利用ください。
1,000.00のように1000の表記でも , と . が表記されます。
FXの特性上、小数点以下の表記や大きな桁での表記になりますのでご注意お願いします。
計算の結果はあくまでも一般的な計算式での概算です。
FXを提供する会社ごとに「桁のまるめ」や「四捨五入」や「切捨て」などが異なります。
きちんと全ての会社に合うわけでないのをご理解の上で参考にご利用ください。
本システムはフリー利用ですので、サポート等は御座いません。
また、本システムを利用して出たいかなる損害も保障いたしませんので、ご理解の上、同意される方のみダウンロードしてご利用ください。
以上でFX初級ガイドは終了です。
いよいよFX中級ガイドでインディケーターなどのテクニカル分析を使ってみましょう。