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MovingAverage
     
 
 
MovingAverage 移動平均線
設定期間における設定価格の平均値を算出し、チャート上にラインを引くものです。
基本的には順張りのトレンドフォロー型と言われますが、二本の線のクロスによる、逆張りのオシレーターとしての使われ方などもあり、多くのトレーダーが基準とする、標準的な指標となっています。
 
MovingAverage
内容 設定期間が短いほど小刻みに動き、長いほど鈍くなります。
この差を生かし、短期線が長期線を上にまたぐゴールデンクロスや下にまたぐデットクロスなどが有名です。
他にも価格は加重度合いにより
・単純移動平均(価格を平均的に加重)
・指数移動平均(直近の価格に加重しつつ過去の分も消さない)
・平滑移動平均(価格を過去に遡り平均化して加重)
・加重移動平均(直近の価格に加重)
などをここでも利用できます。実際には他にも多くの価格からの平均値があります。
通常活用 短期線が長期線を上に抜けたら買い、下に抜けたら売りがメジャーです。
応用活用 応用としては7本足の超短期線の補助線を引いて、補助線が短期線を上に越えたら買い、長期線を下に越えたら売りにすることで、幅を持たせることが可能です。
オススメ足 特になし
オシレーター:★★☆☆☆ トレンドフォロー:★★★★★ スキャルピング:★★☆☆☆ 総合:★★★★☆
 
通常のMovingAverage

一般的なMovingAverage(移動平均線)は上記のように表示されます。
基本的には一本なので複数画面に表示させる形になります。(線がグレーで見えにくいですが)

パラメータなど
移動平均線対象期間 計算の対象本数を数字で入力
モード 0:単純移動平均 1:指数移動平均 2:平滑移動平均 3:線形加重移動平均
 
VC MovingAverage2Line

移動平均線を3本同時に表示可能です。
青が短期線で赤が長期線です。これでクロスがわかりやすくなります。
赤い線を青い線が上に抜けたら買いで下に抜けたら売りになります。
グレーの補助線は超短期にしても超長期にしても良いですが、初期値は超短期です。
グレーが青を上に超えたら売りを決済、下に超えたら買いの決済のなどの決済ポイントでも使えます。
ちなみにVCとはVisualChartの略称です。

パラメータなど
補助線移動平均線対象期間 計算の対象本数を数字で入力
短期移動平均線対象期間 計算の対象本数を数字で入力
長期移動平均線対象期間 計算の対象本数を数字で入力
モード 0:単純移動平均 1:指数移動平均 2:平滑移動平均 3:線形加重移動平均
補助線表示 0:する 1:しない
短期線表示 0:する 1:しない
長期線表示 0:する 1:しない
 
検証

単純に短期線と長期線のクロスでシグナルを出してみました。
大きなトレンドが来ているときはかなり取れるのですが...。
ドテン売買特有の決済の遅さはどうしても出ます。


基本がドテン売買なのでこういったレンジ相場がくると売ってだめ買ってダメが続きます...。
ある程度オーダーするタイミングを絞る必要があり、レンジ相場を避けないと苦しいと思います。
トレンドフォローとしては優秀ですが、レンジ相場に弱すぎるという弱点があります。
長期移動平均に角度がある時に絞ればかなり上向くとは思います。



EAにして1時間足を2000年から検証してみました。
なんと、思ったよりもまともでした。
さすが世界のMovingAverageです。あっぱれ。
すごく良いとはいえないものの、近年が非常に強いです。
ただ、動きの少ない年は全然ダメですし、2015年などは一方的に下げていたのでそのまま使えるか?というのは疑問が残ります。
勝率は4割を切りますが、勝ちの平均が負けの平均よりかなり大きいので理想的な手法だとは言えます。
単体としては十分合格ラインで何かと組み合わせて使えばかなり期待できるインディケーターだと思います。
 
動画解説

 
 
     
     
 
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