ストキャスティクスはGeorge C. Laneによって考案たモメンタム系の指標です。
通常ラインは％Kと％Dの2本を使います。
最も多くのトレーダーに利用されている指標の一つです。

内容	％KをFast、％DをSlowと呼ぶこともあり、さらにSDというラインの3本表示するものもあります。 ％Kと％Dのクロスでの売買をファスト・ストキャスティクスと呼び、％DとSDでの売買をスロー・ストキャスティクスと呼びます。
通常活用	通常は％Kが％Dを上に抜くと買い、％Kが％Dを下に抜くと売りです。 さらに、買いの条件に30％（20％）以下でというものや、売りの条件に70％（80％）以上でという条件をつける場合もあります。
応用活用	短期のクロスだけではだましが多いので、中期と長期のラインも見ます。 中期は1分足であれば5分足、5分であれば15分足とサイズを変えて自動計算しています。 長期は1分足であれば15分足。5分であれば30分足と2サイズ変えています。
オススメ足	オールマイティ
オシレーター：★★★★☆　トレンドフォロー：★★★★☆　スキャルピング：★★★☆☆　総合：★★★★☆

一般的なStochasticsは上記のように表示されます。
サブウィンドウに％Ｋが青％Ｄが赤で表示されます。

パラメータなど
％Ｋ期間	％Ｋの対象期間を数字で入力
％Ｄ期間	％Ｄの対象期間を数字で入力
スローイング期間	スローイングの対象期間を数字で入力

表示している足のStochasticsとそれよりも長い足2種類を表示させています。
複数のStochasticsの結果を参照してオーダー条件を変えたり、オーダーサイズを変えたり出来ます。
ちなみにVCとはVisualChartの略称です。

パラメータなど
％Ｋ期間	％Ｋの対象期間を数字で入力
％Ｄ期間	％Ｄの対象期間を数字で入力
スローイング期間	スローイングの対象期間を数字で入力
中期ラインの表示	0:する 1:しない
長期ラインの表示	0:する 1:しない

単純に表示足の80以上での下のクロスで売り、20以下の上のクロスで買いのサインを出してみました。
ドンピシャオーダーもあれば、ちょっと危なそうなサインもちらほらあります・・・。


大きなトレンドが出るとかなり危ないサインが増えます。


単純に表示している足と中期が上か下かだけの方が安定していました。



EAにして1時間足を2000年から検証してみました。
通常の20以下からの上へのクロスと80以上の下へのクロスで試すとさんざんでした・・・。
とても持たないです・・・。
ジョージには悪いけどそのままでは使えません。



複数の足を見るパターンは思ったよりも良好でした。
流石ストキャス。
2000年から2005年くらいは弱いですが、それ以降は安定していました。
なので複数の足のストキャスを複合で見るのが正解だと思います。
ちょっと条件を変えてチューニングすれば十分使えそうです。
移動平均と合わせて立て続けに良好な結果が出ました。